プロジェクト |2014.05.29|

こごめのいりのヨシ原再生

秋津地区には、「こごめのいり」という名の入り江があります。カモケンは、2010年からW-BRIDGEの助成を得て、こごめのいりのヨシ原再生を進めています。

この入り江は、湖奥に位置するために水の流れが悪く、漂着ゴミや投棄ゴミの問題もありました。ゴミ拾いから始め、水路に堆積した土砂の掘削、その土砂を利用したヨシ場の拡大などを行いました。今ではヨシが豊かに茂る入り江となりました。こごめのいりの再生は、市民が発案から計画、施行までを担う「市民工事」の先駆的モデルです。自然の素材や伝統的な工法も生かしています。

再生活動には子どもたちも参加。ヨシ原を横切る木道は、子どもたちの提案で作りました。木道の先端からは水の中も観察できます。加茂湖との距離がぐっと近くなりました!

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